ネコノコナって一体何なん?





一見何の変哲もない砂に見えるこの茶色い粉。
その正体は、三種類のバクテリア群と酵母を独自配合で培養した”土”です。

ペットトイレの消臭剤としては今回が初のお目見えですがその歴史は古く、
農地の土壌改良用として商品化されてから実に80年近い歴史を持っています。

戦前、私の母方の一族は日本統治下の台湾に暮らして居りました。
終戦に際し、台湾在住日本人は漏れなく身の回りの僅かな荷物だけを手に、 引き上げ船に乗って強制帰国して来ました。
そうした中、一風変わった思考の持ち主だったらしい私の祖父は、鞄や風呂敷に 詰められるだけの「金目の物」を手にした人々をよそに、現地のある場所で採取した 「土」をリュック一杯にして持ち帰ったのでした。

当時暮らしていた家にほど近い処に赤土のこじんまりとした緩やかな丘があり、
そこではあらゆる作物がより強く、豊富に美味しく育つという言わば祝福された 「福の土地」として現地で有名だったのだそうです。

空襲で焼け野原と化し、酷い食糧難に陥った日本ではとにかく作物栽培が第一と 考えての行動で、荒れ果てた祖国の土を再生したいという思いを込めて 持ち帰ったその土を蒔いてみたそうです。
何だか、花咲じいさんのお話みたいですよね。

あとは皆さん、ご想像の通りあらゆる作物が他とは比べ物にならない勢いで ぐんぐんと育ち始め、台湾の福の土地が無事日本に移植されたという話です。

当然のこと近所では「うちにも土を分けてくれ」、「ワシも」「アタシも」となり、 祖父は一体この土はどうなってるのだろう?と研究機関に持ち込み、分析を依頼します。

分析を依頼して明らかになったのが、冒頭で語られたバクテリア群と酵母の存在でした。 そこで、その効果を人為的に安定して増殖すべく、PH値や窒素含有率が「福の土」に 近い土を探し求め、上記のバクテリア群と酵母を慎重に培養した結果、生まれたのが 「ネコノコナ」のご先祖様という訳です。 そしてこの「ご先祖様」北は北海道から南は鹿児島まで戦後間もない日本各地に広がって いったのですが、時代とともにより安価な化学肥料に押され、現在では高コストが価格に 反映する事が許される、高級ブランド農産物やファンを既得済の拘り商品、例えば 和牛、黒豚、フルーツ、お茶等にその使用は限られています。

話は大変長くなりましたが、これがネコノコナのご先祖の誕生由来のあらましです。





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